京都市では、母子家庭や寡婦の方、そのお子さまを対象に、特別な日のための着物を安価で貸し出す制度を実施しています。
「七五三」や「十三詣」、成人式、結婚式などに利用できるこの制度は、株式会社千總様からご寄贈いただいた美しい着物を活用したものです。
利用できる対象者
この制度を利用できるのは、以下の方々です。
- 京都市内に在住する寡婦および母子家庭のお母さんと子ども(未婚者に限る)
- 養育者家庭の子ども
- 父子家庭の子ども
- 寡婦が扶養する子ども(未婚者に限る)
- 京都市内の児童福祉施設に入所中の児童
貸出内容
借りられる着物の種類は以下の通りです。
- 留袖
- 振袖
- 友禅着尺
- 小紋
- 付下げ
- 十三詣用着物
- 七五三用着物
付属品として、袋帯・帯締め・帯あげ・長襦袢・履物(七五三の場合はバッグなど一式)も利用できます。
利用料金
- 留袖、振袖、友禅着尺、小紋、付下、十三詣 … 5,000円
- 七五三 … 1,500円
※貸出し期間は「利用日の前日から翌日までの3日間」となります。
申し込み方法
- 各福祉事務所または当センター窓口で申し込み可能
- 印鑑と身分証明書を持参
- 申込用紙と着物の写真(カタログ)が用意されています
受付期間:利用日の 3ヶ月前の月初めから、利用日の1週間前まで
※実物は見ることができません。各窓口に備え付けの写真集から選んでください。
お問い合わせ
詳しい内容については、以下のサイトをご覧ください。

着物の貸出し |
“ゆめあす”は、ひとり親家庭と寡婦の皆様の自立と生活のための相談・支援を行う総合センターです。 生活・お仕事・法律の相談や、 就労に役立つ講習会・セミナーの実施、ひとり親家庭同士の交流・情報交換の場として、 たのしい行事・催しを行っておりま...
まとめ
京都市では、母子家庭や寡婦の方々が人生の節目を美しく彩れるように、着物の貸出し支援を行っています。
七五三や十三詣、成人式など特別な行事を控えている方は、ぜひこの制度を活用してみてください。
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